FX取引通貨の売買サインと投資の心理
- ユーロ/ドルでドル買い介入
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歴史の浅いユーロ/ドルでドル買い介入を実施した経験はいまだ皆無。04年につけた1.35ドル台でもユーロ売りの市場介入は観測されなかった。 ただし、前身であるドル/マルクで実施されたドル買い・マルク売り投資信託介入を筆者が調べてみたところ、90年以降だけでも91、92年1年空けた94、95年と観測されている。 ちなみに、ドル/マルクのレートをユーロ/ドルに引き直すと、1.30ドル以上というレベルはおおむね「警戒ゾーン」であり、1.35ドルは完全な「危険水域」だ。 もちろん不動産投資、だからといって今回の局面で即座に市場介入が実施されるとは思っていないけれども、ここから先の「ユーロ高許容範囲」はそれほど大きくないようにも思う。 個人的には、ユーロの上値メドを取り敢えず1.35ドル程度と予想しており、その手前であってもまずは口先介入から、フランス以外の国においても懸念を示す声が高まっても不思議はないように考えている。(鹿の角) 商品先物取引2006-12-05 円独歩高が到来する ユーロ円、ポンド円大幅調整か ドル円相場は数日間115円台で止まったかに見えたが、戻りが弱い。再び、ドルの下値がもう一段切り下がりそうである。115円を確り割れてくCFDると、113円台突入もありえよう。 ユーロドルがつ強含みの保合い。間もなく上放れ、年間高値更新となろう。1.3外貨預金3割れがあれば買い。1.35目標。さらに、一昨年12月30日の史上最高値1.3666は更新されるだろう。これは年内起るかもしれない。 ユーロ円は大きな揺さぶりが入りそうである。ユーロ円安とドル円安が呼応して、つまるところ、円独歩高となるかもしれない。ユーロ円相場は上げすぎの調整が入るだろう。この場合3円以上の値幅を伴うかもしれない。 ユーロ円の下落はポンド円でも影響を被る。円独歩高であれば、円に対して上げすぎた通貨ほど下がりやすい。ポンド円も3円以上の下落があるかもしれない。ただいずれも上昇トレンドの中の調整と思われる。しかしこの調整がかなり大きくなる場合もあるので注意が必要だ。(T) ユーロ高に強い懸念も 域内での温度差がある限り、ユーロ高は止まらない 先月23日の米感謝祭を過ぎたことで、米国では一気にクリスマスムードが高まった。確かに暦を見ても、クリスマスまで残り1カ月を切る大詰めの時期を迎えている。 そんなこともあり、マーケットはどこも閑散・小動きかと思ったが、意に反して為替も株式も、またほかの金融市場もそれなりの動意をうかがわせている。 以前にも報じたことがあるように、この12月上旬という時期は「薄商いが故に荒れる」という傾向が少なくないが、今年もご他聞に漏れない経験則どおりの展開をここまでは辿っていることになる。 ユーロの一段高がいまだに止まらない。対円ではヒストリカル・ハイを更新する153円台、対ドルでも昨年3月以来の1.32ドル台を示現するような展開を辿っている。 そんななかフランス首相のドビルパン氏は、先日「ユーロ相場が輸出業者に悪影響を及ぼしている」と発言するなど強いユーロに対して大きな不満をぶちまけていた。 しかし、一方で先週開催されたユーロ圏財務相会合に集まった要人のコメントをひとつずつ見ていくと、欧州諸国は必ずしも一枚岩ではないようだ。考え方にもかなりの差異がある。 フランスをはじめとする一部の国からは確かにユーロ高について懸念の発言が聞かれるものの、ベルギー、オランダ、オーストリアなどからは、むしろ現行のレベルを容認しているかのようなコメントが数多く発せられている。 そんな域内での温度差がある限り、ユーロに大きな調整が入る展開は予想しにくい。スピード的なものはともかく、ユーロ高の傾向はいましばらく続きそうだ。 週末金曜日のレンジブレイク ドル安劇場始まりか ドル円相場は依然としてレンジ相場であるが、ドルは他通貨に対してはかなり弱い相場である。ドルの他通貨に対する指標としてはドルインデックスが参考になるが、この指数は現在、今年5月の安値を下回り、05年3月以来の安値の水準に落ち込んでいる。 また指数は11月24日のドル急落で、今年のレンジ下値をブレイクダウンして、保合い下放れの様相を呈している。ドル円相場が115円50前後のレンジ下値を切り下げると、指数は更に下落し、ドル全面安の展開となろう。 週末金曜日はドル円相場はレンジのブレイクアウトが起こりやすい。本日のNY市場ではレンジ下放れに注意が必要。下放れは114円台に突入。保合いが長引いたことから114円ローも視野に入る。 レンジ下放れが起こり、これがダマシであれば、相場は115円ローからの反発が入るが、この場合は116円30以上ではロスカットとなる。 ユーロドルは目先1.3300目標。ドル円のレンジ下放れではそれが示現されるだろう。ユーロ円は153以下での押し目が入れば買い。 ポンド円は227円前後があれば買い場と見る。また、オージ円がほぼ10年ぶりの高値に迫っている。直近では昨年12月以来継続されてきた高値保合いレンジの上放れの様相である。さらにオージドルは2年ぶりの高値更新で、こちらもレンジ上放れの様相を呈している。 今いえることは金が強いということであろう。これはドル安、オージ通貨の上昇を意味する。(T) ポンド円もユーロ円も強気 ドル円はレンジ抜け狙い ドル円相場はレンジに入ってしまった。ただ上値116円ミドルが上値抵抗となっており、判りやすいのはこのレベルを上抜けばドル円相場は117円台まで続伸するだろう。一方下値は115円ミドル。つまり116円を挟んで上下50銭のレンジ。材料は国内も、米国も強材料が出現したので、綱引き状態となっている。暫くはドル円は様子見。レンジ抜けで30〜50銭を取る相場か。 ユーロドル、ユーロ円はユーロが強い。ユーロドルは一昨年の高値1.3666トライ。ユーロ円は160円相場。12月12日前後に向けてユーロ買いスタンスを持続。 ポンド円も27日に述べた戦略をそのまま持続。「週足ベースでは5円以上の陽線がいつ出現してもおかしくない、230円は早いか」と述べたが、既に週足の安値からでは今週は3円50銭以上、上昇している。予定通りである。(T) 円急騰の知られざる背景 ヘッジファンドの12月決済前に利益を確定 先週はキャリートレードのアンワインドとでも言うべき動きが出た。すなわち水曜、木曜の2日間を通じた主要通貨のパフォーマンスを見ると、主要国の中で最も政策金利の低い通貨(円、スイス)が最も強く、政策金利の最も高い通貨(米ドル、豪ドル)が最も弱かった。 過去1年間でドル円が比較的大きく下落したのは昨年12月半ばから本年1月半ばと本年4月半ばから5月半ばであった。これら2回のドル円相場の円高においては、今回と同じように政策金利の低い通貨が買われ、高い通貨が売られている。 つまり、過去も起こった円キャリーのアンワインドが今回も出ていると言っていいだろう。問題は、巻き戻しが一時的か、持続的か、ということだ。昨年12月の円高は、米国の現状の金融政策について「緩和的」との文言が外されたことをきっかけとしていた。つまり、利上げ打ち止め感による日米金利差縮小シナリオである。また、本年4月半ば以降はG7で中国やその他のエマージング・アジア諸国の為替レートに対して「一層の柔軟性」が求められたほか、付属文書で「グローバル・インバランスに対する懸念」が示されたことがきっかけとなっていた。 キャリートレードのアンワインドとはいっても、実際に「金利差縮小」に基づくものと「経常収支など需給の変化」「アジア通貨に連れ高」といったシナリオで変化する場合がある。実際のところ、最近の円高の背景には実際の金利差縮小はないとしても最近の米国の長期金利低下や先行きの利下げ期待の高まりがドルの地合いに影響を与えている可能性はある。 但し、どうもそれだけではないようだ。ポイントは11月という季節的なものにある。大部分の英米企業の決算、ヘッジファンドの決算は12月。基本的にクリスマスに働いているヤツは損失者であるから、その前に利益を確定しなくてはならない。残念なことに、米国株は好調であったから、ライバルは多そうだ(通常ボーナスは債券運用と株式運用で奪い合い)。となれば、せっかく利益が乗っているキャリートレードは手仕舞いが正解となる。こうした世界的なファンドの手仕舞いと短期筋の損切りの組み合わせで予想外のボラティリティが出現した。 (石上) 石油 NY休場で様子見気分 前週末24日のNY原油相場は感謝祭入りのため祝日で休場。27日の時間外市場では、イタリアのエネルギー大手の石油ターミナルが武装勢力による攻撃を受けて、ナイジェリアの原油輸出に不可抗力条項が発動されたことや、OPECの追加減産への思惑が支援要因として作用し、59ドル台で底堅い動きをみせている。 ただ、在庫潤沢化や需給緩和観測など取り巻く環境に大きな変化もないことから、節目60ドルラインを大きく超えてくることも想定しにくい。頭重い動きが続くとみたい。 週明け27日の東工取石油市場は、WTI時間外市場の底堅い地合いを受けて原油、製品ともに総じて上伸。 ガソリンは、需要減退を受けた現物市場の軟調が嫌気され当限が続落したが、他限月は原油の堅調を受けて上伸。灯油も概ね堅調に推移した。 一方、製品新甫07年6月限は、ガソリンが470円上ザヤの5万8940円、灯油は150円下ザヤの5万4030円でそれぞれ発会。全般は様子見ムード強い展開が続くことになりそう。 米利下げを織り込みに来たドル下げ FRBの豹変 米利下げ予想が再浮上してきた。FF先物が示す金利市場の利下げ織り込み度は、来年3月の利下げについて3割以上に上昇してきた。さて、実際に来年3月利下げとなるかといえば、鍵は「FRB(米連邦準備制度理事会)の豹変」があるかではないかと思っている。 「FRBの豹変」、それは前回の利下げ局面が始まる前にはあったものだ。 前回の利下げシリーズは、2001年1月にスタートした。ところが、その直前、2000年11月までFRBはインフレ警戒態勢を続けていたのである。それが景気の急悪化により、わずか2ヶ月程度で利下げへ急転換となったのである。 これを教訓にすれば、今回も11月現在でFRBがインフレ警戒姿勢をとっていたからといって、ここから豹変、年明け1月には緊急利下げといったことも、じつは決してありえない話ではないということになるだろう。ましてや、来年3月利下げとなると、十分可能性があるだろう。(蒼い稲妻) ドル安もクロス円では円が弱い 欧州通貨独歩高 ドル安独歩安も、クロス円での円売りも